忘られつつある被災地・・@鳥取県倉吉市 熊本・鳥取旅行記その⑥
2016年(平成28年)10月21日に震度6弱を鳥取県の倉吉市、湯梨浜町、北栄町観測した鳥取県中部地震。
全壊12棟、半壊95棟、一部破損12,525棟が確認され倉吉市の白壁土蔵群では、建物の漆喰の壁が剥がれ落ち、松江城では石垣の石が一部落下するなど、広い範囲で文化財への被害が発生しました。
幸いにも死者は出ていないが数十人の負傷者が発生しました。
地震直後はメディアで一報が流れましたが、熊本地震に比べると被害が小さいこともあり最近ではすっかりメディアで報道されることがなくなりました。
そんな忘られつつある災害、鳥取中部地震の被害状況を確認すると同時に被災地でお金を使うことによる復興支援を行ってきました。
前の記事でご紹介した白兎神社を後にして震度6弱が観測された倉吉市入りしました。
事前にある程度下調べして倉吉入りしたのですが、市役所・白壁土蔵群周辺になると、私が考えていた以上に家屋に被害が出ている事にびっくりしました。
こちらのお家も一見住めそうな感じに見えますが・・

危険判定がされています。

扉の形状から土蔵と思われる建物
おそらく壁が崩れ落ちたんだと思います。

白壁土蔵群の観光マップをもらうために倉吉白壁土蔵群観光案内所に行くと・・
観光案内所も被災していて足場が組まれていました。

白壁土蔵群の建物は土葺き工法で瓦を葺いている家屋が多いため瓦がずれ落ちているところが目立ちます。

ブルーシートで覆われた建物の真ん中には・・

危険判定の紙が貼ってありました。
こういう光景を目の当たりにすると決して被害が小さい地震では無いと実感しました。

美しい白壁の土蔵群を歩いてみると・・
こちらも、

こちらも、、

こちらも、、、

こちらも、、、、
いたるところの白壁が崩落していました。
江戸から明治にかけて建てられた歴史的な白壁土蔵群は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
歴史ある建物が傷ついている姿を見ると、建物好きの私にとってはかなりダメージを受けてしまうショッキングな光景です。

土蔵群に沿って流れる玉川には崩落した白壁が見て取れます。

明治41年築の「旧国立第三銀行倉吉支店」だった建物です。

有形文化財に登録されている洋館で、現在はノスタルジックな雰囲気の中、美味しい食事を楽しめるレストランとして営業されていますが・・・

建物にかなりの被害が出たようで現在はこちらで食事を楽しむ事が出来なくなっています。
修復中の間は10数メートル離れた仮店舗で営業をされているとの事ですので、是非そちらにお越しください。

お土産店に貼ってあった写真です。
おそらく地震後は観光客が減少しているんだろうというのがこの写真を見てとれます。
是非皆さんも機会を作って熊本・鳥取に遊びに行って下さい。

かおまるっち家の年末年始の旅行記でした。
関連記事
雄大な景色に感動~@熊本県阿蘇市 熊本・鳥取旅行記その①
復興への道は遠い・・・@熊本県益城町 熊本・鳥取旅行記その②
くまモン人気はワールドワイド@熊本市中央区 熊本・鳥取旅行記その③
必ず再訪します@熊本市中央区 熊本・鳥取旅行記その④
今年の初詣は鳥取です@鳥取県鳥取市 熊本・鳥取旅行記その⑤
倉吉観光情報HP
全壊12棟、半壊95棟、一部破損12,525棟が確認され倉吉市の白壁土蔵群では、建物の漆喰の壁が剥がれ落ち、松江城では石垣の石が一部落下するなど、広い範囲で文化財への被害が発生しました。
幸いにも死者は出ていないが数十人の負傷者が発生しました。
地震直後はメディアで一報が流れましたが、熊本地震に比べると被害が小さいこともあり最近ではすっかりメディアで報道されることがなくなりました。
そんな忘られつつある災害、鳥取中部地震の被害状況を確認すると同時に被災地でお金を使うことによる復興支援を行ってきました。
前の記事でご紹介した白兎神社を後にして震度6弱が観測された倉吉市入りしました。
事前にある程度下調べして倉吉入りしたのですが、市役所・白壁土蔵群周辺になると、私が考えていた以上に家屋に被害が出ている事にびっくりしました。
こちらのお家も一見住めそうな感じに見えますが・・

危険判定がされています。

扉の形状から土蔵と思われる建物
おそらく壁が崩れ落ちたんだと思います。

白壁土蔵群の観光マップをもらうために倉吉白壁土蔵群観光案内所に行くと・・
観光案内所も被災していて足場が組まれていました。

白壁土蔵群の建物は土葺き工法で瓦を葺いている家屋が多いため瓦がずれ落ちているところが目立ちます。

ブルーシートで覆われた建物の真ん中には・・

危険判定の紙が貼ってありました。
こういう光景を目の当たりにすると決して被害が小さい地震では無いと実感しました。

美しい白壁の土蔵群を歩いてみると・・
こちらも、

こちらも、、

こちらも、、、

こちらも、、、、
いたるところの白壁が崩落していました。
江戸から明治にかけて建てられた歴史的な白壁土蔵群は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
歴史ある建物が傷ついている姿を見ると、建物好きの私にとってはかなりダメージを受けてしまうショッキングな光景です。

土蔵群に沿って流れる玉川には崩落した白壁が見て取れます。

明治41年築の「旧国立第三銀行倉吉支店」だった建物です。

有形文化財に登録されている洋館で、現在はノスタルジックな雰囲気の中、美味しい食事を楽しめるレストランとして営業されていますが・・・

建物にかなりの被害が出たようで現在はこちらで食事を楽しむ事が出来なくなっています。
修復中の間は10数メートル離れた仮店舗で営業をされているとの事ですので、是非そちらにお越しください。

お土産店に貼ってあった写真です。
おそらく地震後は観光客が減少しているんだろうというのがこの写真を見てとれます。
是非皆さんも機会を作って熊本・鳥取に遊びに行って下さい。

かおまるっち家の年末年始の旅行記でした。
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倉吉観光情報HP
今年の初詣は鳥取です@鳥取県鳥取市 熊本・鳥取旅行記その⑤
2016年(平成28年)10月21日に震度6弱を鳥取県の倉吉市、湯梨浜町、北栄町観測した鳥取県中部地震。
全壊12棟、半壊95棟、一部破損12,525棟が確認され倉吉市の白壁土蔵群では、建物の漆喰の壁が剥がれ落ち、松江城では石垣の石が一部落下するなど、広い範囲で文化財への被害が発生した。
幸いにも死者は出ていないが数十人の負傷者が発生しました。
地震直後はメディアで一報が流れましたが、熊本地震に比べると被害が小さいこともあり最近ではすっかりメディアで報道されることがなくなりました。
そんな忘れられつつある災害、鳥取中部地震の被害状況を確認すると同時に被災地でお金を使うことによる復興支援を行ってきました。
熊本から鳥取入りしたのが大晦日の晩です。
予約していたお宿に泊まり元旦から鳥取を観光いたします。
と、その前に元旦にしなければならない事がありますよねぇ。
そうです初詣です。
というわけで被災地を見に行く前に初詣に行きたいと思います。
とは言え鳥取に土地勘は無いのでどの神社が良いかわからないので、チェックアウトした際に女将さんに聞いた、女将さんのお勧めの神社と、人気の白兎神社に行く事にしました。
まずは女将さんのお勧めである「鳥取東照宮」から・・・
女将さん曰く、ひっそりとした森の中に佇む社殿が厳かで心が洗われるとの事です。
そんだけ絶賛されるとハードルが上がりますが・・・・ホントにそんなに凄いんでしょうかねぇ。。と思いながら鳥取東照宮に到着。
鳥居をくぐって奥の社殿へと向かいます。

社殿へと続く参道の脇には小川が流れています。
その流れはとても綺麗で、清流という言葉がピッタリと当てはまるくらい透き通っています。
せっかくなので清流に触れてみました。
キーーンと冷たく、柔らかいあたりを感じる水ですね。
いくら綺麗な水とは言え、飲むのはさすがにやめておいたほうがいいと思い、顔を洗わせてもらいました。
冷たい水で顔を洗うと新年早々引き締まった気持ちになりました。

鳥取東照宮の随神門
森の景色と一体化した佇まいが歴史を物語っていますね。

元旦の神社とは思えないくらい人気が無く静かです。
シーンとした中に時折聞こえる森を吹き抜ける風の音が心地良いです。

本殿は1650年に建立された重要文化財です。

本殿の扉の上にある鷹の彫刻は左甚五郎のが作ったと言われています。
女将さんの言う通り厳かな雰囲気の良い神社でした。

続いてもう一つ神社に行きたいと思います。
次は因幡の白兎伝説で人気の神社、白兎神社に伺います。
白兎神社は「道の駅神話の里白うさぎ」に隣接しているので道の駅に車を停めようとしますが・・・
なんじゃこりゃ!というほどの車の数々・・・
空きスペースなんぞありゃしません。
おまけに警備員さんなどの誘導する人がだれもいないから順番なんか関係なしに、空いたところ付近にいる車が片っ端から停めていくという事になっているもんだから、駐車スペースを巡ってトラブルになっている人も出るほどです。
私たちはそんなに急いでないのでゆっくり待って、トラブルなく車を停めれました。
先ほどの鳥取東照宮の静けさと対照的過ぎてえらいこっちゃやなと思いながら白兎神社に向かうと・・・何やら大きな頭をした物体が目に入ってきました。

わーーい!
ゆるキャラやーー。
「因幡ぴょん兎」と「しろぴょん」やぁ。
鳥取のゆるキャラと言えば鳥取県のゆるキャラ「トリピー」を見ることが多かったのですが、最近は鳥取市観光コンベンション協会の「因幡ぴょん兎」と「しろぴょん」を見る事が増えましたね。
予期せぬところでゆるキャラに会えて嬉しかったです。

ゆるキャラにも触れ合えたし、お参りをしよう~、っと思って境内を歩き始めたその時!!!
目の前には長い行列が!!!
なんじゃこりゃ!
そうですみなさん白兎神社に初詣に来た人々の参拝待ちの行列です。
その長さは有に100mはあるでしょうか・・・
なんしか凄い行列ですわ。
一瞬参拝するのを諦めようかと思いましたが、頑張って車を停めたんやから、諦めずに参拝しようと踏みとどまりました。
それから根性で待つこと1時間20分!

ようやく社殿が見えてきました。

そこから10分ほど待ってようやくお参りとなりました。
あーーー長かった・・・

最後は今年一年を占うおみくじを引きました。
結果はなんとーーーーーー!
大----吉-----
しかも一番の大吉です。
一番の大吉ってなんかめっちゃいい感じしませんか?

今年はいい事あるかも!と期待を胸に倉吉へと向かいます。
関連記事
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必ず再訪します@熊本市中央区 熊本・鳥取旅行記その④
鳥取旅の生情報(鳥取東照宮紹介ページ)
鳥取旅の生情報(白兎神社紹介ページ)
全壊12棟、半壊95棟、一部破損12,525棟が確認され倉吉市の白壁土蔵群では、建物の漆喰の壁が剥がれ落ち、松江城では石垣の石が一部落下するなど、広い範囲で文化財への被害が発生した。
幸いにも死者は出ていないが数十人の負傷者が発生しました。
地震直後はメディアで一報が流れましたが、熊本地震に比べると被害が小さいこともあり最近ではすっかりメディアで報道されることがなくなりました。
そんな忘れられつつある災害、鳥取中部地震の被害状況を確認すると同時に被災地でお金を使うことによる復興支援を行ってきました。
熊本から鳥取入りしたのが大晦日の晩です。
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と、その前に元旦にしなければならない事がありますよねぇ。
そうです初詣です。
というわけで被災地を見に行く前に初詣に行きたいと思います。
とは言え鳥取に土地勘は無いのでどの神社が良いかわからないので、チェックアウトした際に女将さんに聞いた、女将さんのお勧めの神社と、人気の白兎神社に行く事にしました。
まずは女将さんのお勧めである「鳥取東照宮」から・・・
女将さん曰く、ひっそりとした森の中に佇む社殿が厳かで心が洗われるとの事です。
そんだけ絶賛されるとハードルが上がりますが・・・・ホントにそんなに凄いんでしょうかねぇ。。と思いながら鳥取東照宮に到着。
鳥居をくぐって奥の社殿へと向かいます。

社殿へと続く参道の脇には小川が流れています。
その流れはとても綺麗で、清流という言葉がピッタリと当てはまるくらい透き通っています。
せっかくなので清流に触れてみました。
キーーンと冷たく、柔らかいあたりを感じる水ですね。
いくら綺麗な水とは言え、飲むのはさすがにやめておいたほうがいいと思い、顔を洗わせてもらいました。
冷たい水で顔を洗うと新年早々引き締まった気持ちになりました。

鳥取東照宮の随神門
森の景色と一体化した佇まいが歴史を物語っていますね。

元旦の神社とは思えないくらい人気が無く静かです。
シーンとした中に時折聞こえる森を吹き抜ける風の音が心地良いです。

本殿は1650年に建立された重要文化財です。

本殿の扉の上にある鷹の彫刻は左甚五郎のが作ったと言われています。
女将さんの言う通り厳かな雰囲気の良い神社でした。

続いてもう一つ神社に行きたいと思います。
次は因幡の白兎伝説で人気の神社、白兎神社に伺います。
白兎神社は「道の駅神話の里白うさぎ」に隣接しているので道の駅に車を停めようとしますが・・・
なんじゃこりゃ!というほどの車の数々・・・
空きスペースなんぞありゃしません。
おまけに警備員さんなどの誘導する人がだれもいないから順番なんか関係なしに、空いたところ付近にいる車が片っ端から停めていくという事になっているもんだから、駐車スペースを巡ってトラブルになっている人も出るほどです。
私たちはそんなに急いでないのでゆっくり待って、トラブルなく車を停めれました。
先ほどの鳥取東照宮の静けさと対照的過ぎてえらいこっちゃやなと思いながら白兎神社に向かうと・・・何やら大きな頭をした物体が目に入ってきました。

わーーい!
ゆるキャラやーー。
「因幡ぴょん兎」と「しろぴょん」やぁ。
鳥取のゆるキャラと言えば鳥取県のゆるキャラ「トリピー」を見ることが多かったのですが、最近は鳥取市観光コンベンション協会の「因幡ぴょん兎」と「しろぴょん」を見る事が増えましたね。
予期せぬところでゆるキャラに会えて嬉しかったです。

ゆるキャラにも触れ合えたし、お参りをしよう~、っと思って境内を歩き始めたその時!!!
目の前には長い行列が!!!
なんじゃこりゃ!
そうですみなさん白兎神社に初詣に来た人々の参拝待ちの行列です。
その長さは有に100mはあるでしょうか・・・
なんしか凄い行列ですわ。
一瞬参拝するのを諦めようかと思いましたが、頑張って車を停めたんやから、諦めずに参拝しようと踏みとどまりました。
それから根性で待つこと1時間20分!

ようやく社殿が見えてきました。

そこから10分ほど待ってようやくお参りとなりました。
あーーー長かった・・・

最後は今年一年を占うおみくじを引きました。
結果はなんとーーーーーー!
大----吉-----
しかも一番の大吉です。
一番の大吉ってなんかめっちゃいい感じしませんか?

今年はいい事あるかも!と期待を胸に倉吉へと向かいます。
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鳥取旅の生情報(鳥取東照宮紹介ページ)
鳥取旅の生情報(白兎神社紹介ページ)
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