大阪市内全駅制覇への道 その46@JR大阪環状線 新今宮駅
大阪市内の駅をくまなく回る、大阪市内全駅制覇への道(ルールについてはこちらをご覧ください)
その46の今回はJR大阪環状線・南海本線新今宮駅です。
新今宮と言えば、あいりん地区があるディープな街で、おっちゃんたちがうじゃうじゃいてるおっちゃんの街といった印象です。
乗降客数はJR大阪環状線が約123000人、南海本線が84000人となっています。
今回は新今宮駅を中心に恵美須西3丁目、戎本町2丁目、花園北1丁目、萩之茶屋1丁目をぶらぶらしてみました。

下記のこちらをクリックするとかおまるっちが歩いた地図ルートが見られます。参考にしてください。
今回のぶらぶらルートはこちらです。
新今宮駅はJRと南海の駅があって、JR大阪環状線は東西に、南海本線は南北に線路が走っているため新今宮駅で交差しています。
恵美須西から見た交差部分
JRの上を南海がオーバーパスしています。

新今宮駅はJRと南海を合計すると20万人を超える乗降客数がある人の往来が激しい駅なのですが、駅の北側は閑散としています。
なので、南海新今宮駅の北口もこんなに寂しい感じになっています。

超ド駅前の恵美須西3丁目には広大な空き地が広がっています。
JRを利用するとホームから見えるのでよくご存じの方も多いと思いますが、この土地は20何年も空き地のままです。
土地自体は大阪市が保有する市有地となっています。
一時はマンションを建設するための工事が始まりましたが、それも計画中止となったのか?一瞬で工事は終わってしまいました。
それ以降は空き地の状態が長く続きましたが、2017年春を目途にホテル建設を前提とした売却を考えているというニュースを聞きました。
大阪市は、ビジネスホテルなどの宿泊特化型ではなく、シティホテルやリゾートホテルなどの滞在型宿泊施設の立地に好適としていますが、新今宮にリゾートホテルって・・・・と思うのは私だけ?

JR新今宮駅越しのあべのハルカス

駅の下にはバリケードが設置されています。
おっちゃんたちがここで寝ないようにするための処置だと思いますが、こんな傾斜地でも寝ようとするおっちゃんたちは逞しいなぁ。

大阪を訪れる観光客は右肩上がりで増え、ホテルが不足している大阪ですが、新今宮にはホテルがいっぱいあります。
昔はあいりん地区で生活するおっちゃんたちばかりが使う簡易宿泊所が多かったのですが、最近は国内外の観光客が宿泊費を節約するために利用するケースもよくあります。
部屋は狭いですが、Wi-Fiが完備されているホテルもあるんですよ。

この日は風がある寒い日でしたが道の上でおっちゃんが寝ています・・・
あいりん地区らしいといえばそうなのですが、風邪をひいてしまわないか心配になります。

派手なペイントが施されたとある会社の壁
この会社、実はお煎餅の会社なんですよ。
なんてファンキーなお煎餅屋さんなんでしょう。

こちら、花園公園という立派な公園なんですが・・・

公園を利用するには公園事務所に連絡をしなければなりません。
なんで公園を使うのに連絡しないといけないかというと・・・

鍵が掛かっているからです。
これもまた、おっちゃんたちが寝床として使ってしまうからなんでしょうねぇ。
気軽に使えない公園って、なんだかなぁ。

あいりん労働福祉センターと南海本線の間の道路です。
かつてここには「どろぼう市」と呼ばれる露店がズラッとありました。
ブランド品のコピー商品や海外向けの安い逆輸入タバコに睡眠薬や向精神薬、どうやって手に入れたのかよくわからない電動工具、アダルトDVD、こんなんゴミやんと突っ込みたくなるような雑貨などのお店があり賑わっていましたが、4・5年前くらい前あたりから警察が路上から一掃する取り組みを進めたため今ではすっかり露店がなくなりました。
街が綺麗になり違法な物の販売がなくなったように見えますが・・
睡眠薬や向精神薬の売買は需要が高いようで、今はあいりん地区をうろうろしている売人のおっちゃんに声を掛けてこそっと取引が行われているようです。
一見綺麗になったように見えるあいりん地区ですが、やっぱりディープな街ですね。

車通りが多い表通りは観光客も使うホテルもありますが、ちょっと中にはいると観光客が利用するにはちょっと気が引ける簡易宿泊所がたくさんn軒を連ねています。

1泊の値段は800円から1500円くらいが主流ですが、中には500円という安さで泊まれる宿もあります。

服もこだわらなければうん百円で買えます。
物価が安すぎて日本じゃないみたいです。

「あいりん労働福祉センター」
あいりん地区のランドマーク的なところで、日雇いの仕事を求めて朝5時ごろには多くの労働者が集まってくる施設です。
西成福祉センター、あいりん福祉センター、あいりん総合センター、あいりんセンターいろんな言い方があるようですが、どれが正式名称なんでしょうか?
謎です。

そんな事はさておき、あいりん労働福祉センターは車通りが多い表通りに建っているから建物自体は知っている人は多いと思いますが、中は知らない人が多い施設じゃないかと思います。
という事で、昼頃のセンターに潜入してみました。

最近の職業安定所は「ハローワーク」という呼び名を前面に出していますが、こちらはそんな横文字は使わず「あいりん労働公共職業安定所」となっています。

この日は休日だったので職安は休み・・
そのためおっちゃんたちの寝床となっていました。

阪堺電車の電停
たしか「南霞町」という電停名だったはずでしたが、いつの間にか「新今宮駅前」と改名されていました。
JRや南海、地下鉄などの乗り換えができる電停なので新今宮駅前のほうが利用者に分かりやすいからいいでしょうね。

最後は通天閣越しの太子交差点

新今宮駅周辺ですが、昔に比べたら街全体が大分綺麗になっていました。
1990年には大きな暴動が起こるなど立ち入ることが危険と言われる地域でしたが、ブラブラしても危険を感じることは一切ありませんでした。
悪しき大阪の象徴のように扱われるこの界隈も大分変ってきましたね。
明日は新今宮駅の「おすす麺」を紹介しますね。
その46の今回はJR大阪環状線・南海本線新今宮駅です。
新今宮と言えば、あいりん地区があるディープな街で、おっちゃんたちがうじゃうじゃいてるおっちゃんの街といった印象です。
乗降客数はJR大阪環状線が約123000人、南海本線が84000人となっています。
今回は新今宮駅を中心に恵美須西3丁目、戎本町2丁目、花園北1丁目、萩之茶屋1丁目をぶらぶらしてみました。

下記のこちらをクリックするとかおまるっちが歩いた地図ルートが見られます。参考にしてください。
今回のぶらぶらルートはこちらです。
新今宮駅はJRと南海の駅があって、JR大阪環状線は東西に、南海本線は南北に線路が走っているため新今宮駅で交差しています。
恵美須西から見た交差部分
JRの上を南海がオーバーパスしています。

新今宮駅はJRと南海を合計すると20万人を超える乗降客数がある人の往来が激しい駅なのですが、駅の北側は閑散としています。
なので、南海新今宮駅の北口もこんなに寂しい感じになっています。

超ド駅前の恵美須西3丁目には広大な空き地が広がっています。
JRを利用するとホームから見えるのでよくご存じの方も多いと思いますが、この土地は20何年も空き地のままです。
土地自体は大阪市が保有する市有地となっています。
一時はマンションを建設するための工事が始まりましたが、それも計画中止となったのか?一瞬で工事は終わってしまいました。
それ以降は空き地の状態が長く続きましたが、2017年春を目途にホテル建設を前提とした売却を考えているというニュースを聞きました。
大阪市は、ビジネスホテルなどの宿泊特化型ではなく、シティホテルやリゾートホテルなどの滞在型宿泊施設の立地に好適としていますが、新今宮にリゾートホテルって・・・・と思うのは私だけ?

JR新今宮駅越しのあべのハルカス

駅の下にはバリケードが設置されています。
おっちゃんたちがここで寝ないようにするための処置だと思いますが、こんな傾斜地でも寝ようとするおっちゃんたちは逞しいなぁ。

大阪を訪れる観光客は右肩上がりで増え、ホテルが不足している大阪ですが、新今宮にはホテルがいっぱいあります。
昔はあいりん地区で生活するおっちゃんたちばかりが使う簡易宿泊所が多かったのですが、最近は国内外の観光客が宿泊費を節約するために利用するケースもよくあります。
部屋は狭いですが、Wi-Fiが完備されているホテルもあるんですよ。

この日は風がある寒い日でしたが道の上でおっちゃんが寝ています・・・
あいりん地区らしいといえばそうなのですが、風邪をひいてしまわないか心配になります。

派手なペイントが施されたとある会社の壁
この会社、実はお煎餅の会社なんですよ。
なんてファンキーなお煎餅屋さんなんでしょう。

こちら、花園公園という立派な公園なんですが・・・

公園を利用するには公園事務所に連絡をしなければなりません。
なんで公園を使うのに連絡しないといけないかというと・・・

鍵が掛かっているからです。
これもまた、おっちゃんたちが寝床として使ってしまうからなんでしょうねぇ。
気軽に使えない公園って、なんだかなぁ。

あいりん労働福祉センターと南海本線の間の道路です。
かつてここには「どろぼう市」と呼ばれる露店がズラッとありました。
ブランド品のコピー商品や海外向けの安い逆輸入タバコに睡眠薬や向精神薬、どうやって手に入れたのかよくわからない電動工具、アダルトDVD、こんなんゴミやんと突っ込みたくなるような雑貨などのお店があり賑わっていましたが、4・5年前くらい前あたりから警察が路上から一掃する取り組みを進めたため今ではすっかり露店がなくなりました。
街が綺麗になり違法な物の販売がなくなったように見えますが・・
睡眠薬や向精神薬の売買は需要が高いようで、今はあいりん地区をうろうろしている売人のおっちゃんに声を掛けてこそっと取引が行われているようです。
一見綺麗になったように見えるあいりん地区ですが、やっぱりディープな街ですね。

車通りが多い表通りは観光客も使うホテルもありますが、ちょっと中にはいると観光客が利用するにはちょっと気が引ける簡易宿泊所がたくさんn軒を連ねています。

1泊の値段は800円から1500円くらいが主流ですが、中には500円という安さで泊まれる宿もあります。

服もこだわらなければうん百円で買えます。
物価が安すぎて日本じゃないみたいです。

「あいりん労働福祉センター」
あいりん地区のランドマーク的なところで、日雇いの仕事を求めて朝5時ごろには多くの労働者が集まってくる施設です。
西成福祉センター、あいりん福祉センター、あいりん総合センター、あいりんセンターいろんな言い方があるようですが、どれが正式名称なんでしょうか?
謎です。

そんな事はさておき、あいりん労働福祉センターは車通りが多い表通りに建っているから建物自体は知っている人は多いと思いますが、中は知らない人が多い施設じゃないかと思います。
という事で、昼頃のセンターに潜入してみました。

最近の職業安定所は「ハローワーク」という呼び名を前面に出していますが、こちらはそんな横文字は使わず「あいりん労働公共職業安定所」となっています。

この日は休日だったので職安は休み・・
そのためおっちゃんたちの寝床となっていました。

阪堺電車の電停
たしか「南霞町」という電停名だったはずでしたが、いつの間にか「新今宮駅前」と改名されていました。
JRや南海、地下鉄などの乗り換えができる電停なので新今宮駅前のほうが利用者に分かりやすいからいいでしょうね。

最後は通天閣越しの太子交差点

新今宮駅周辺ですが、昔に比べたら街全体が大分綺麗になっていました。
1990年には大きな暴動が起こるなど立ち入ることが危険と言われる地域でしたが、ブラブラしても危険を感じることは一切ありませんでした。
悪しき大阪の象徴のように扱われるこの界隈も大分変ってきましたね。
明日は新今宮駅の「おすす麺」を紹介しますね。
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